韓国大統領室によると、チョ室長は9日午前、龍山(ヨンサン)大統領室でブリンケン長官と会談し、両国間の安保協力を再度強調した。
両氏は「露朝の武器取引が朝鮮半島を越えて全世界の安保を脅かしている」とし「ロシアと北朝鮮の露骨な安保理決議違反に断固として対応しよう」と述べた。
また、北朝鮮が追加挑発をする際は明確な代価を払うよう、米韓両国が引き続き緊密に協力することで合意した。
チョ室長とブリンケン長官は最近の中東情勢について話し合い、早期の平和回復を希望した。そして、国際社会の人道的支援が重要だという点も話した。
チョ室長はまた、ウクライナの再建と平和回復に向けた韓国政府の貢献意志を再確認した。
両氏は、キャンプ・デービッド首脳会議で収めた成果をもとに、日米韓協力のモメンタムを継続するため、3国間の緊密な疎通と協力を続けていくことで合意した。
ブリンケン長官は8日午後、韓国に到着した。イスラエル、ヨルダン、トルコなど中東を訪問した後、日本を経て韓国を訪れたブリンケン長官は、1泊2日間、韓国に滞在した。同日、チョ室長と面談した後は、ソウル漢南洞(ハンナムドン)の大統領官邸を訪れ、ユン大統領と昼食を共にした。
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