SKオンがドイツBASFと提携へ、バッテリーの生産・活用で=韓国報道
SKオンがドイツBASFと提携へ、バッテリーの生産・活用で=韓国報道
バッテリー大手のSKオンは15日、ドイツの化学大手BASFと正極材の生産における協力内容について模索していることを明らかにした。両社は北米とアジア太平洋市場を中心に協力を進めていく予定だ。

SKオンのチ・ドンソプ社長とBASF触媒事業部門のピーター・シューマッハ社長をはじめとした経営陣は11月初めにソウル市で面談し、協力に関して議論を行っている。

手始めに両社は正極材分野で協力し、廃バッテリーの再活用をはじめとしたバッテリーのバリューチェーン全般にわたる多様な分野に協力関係を拡大していく。これと関連しBASFはリチウムイオンバッテリーに搭載される正極活物質を供給しており、主要な金属類のソーシングや廃バッテリーの再活用分野におけるソリューションに力を入れている。

両社は2019年、貨幣の価値測定に関する標準モデルを開発する取り組み「Value Balancing Alliance(VBA)」を共に発足させるなどして、持続可能性を追求してきた。SKオンのチ社長は「BASFとの協力により、当社の原材料の供給網がより強化されることに期待できる。今後は世界のバッテリー市場に先駆け、正極材以外の分野でもBASFとの協力を拡大していく」と述べた。

BASFのシューマッハ社長は「SKオンとの協力で、電気自動車(EV)用バッテリー市場における影響力を拡大できるだろう」と期待を示した。

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