SKオンのチ・ドンソプ社長とBASF触媒事業部門のピーター・シューマッハ社長をはじめとした経営陣は11月初めにソウル市で面談し、協力に関して議論を行っている。
手始めに両社は正極材分野で協力し、廃バッテリーの再活用をはじめとしたバッテリーのバリューチェーン全般にわたる多様な分野に協力関係を拡大していく。これと関連しBASFはリチウムイオンバッテリーに搭載される正極活物質を供給しており、主要な金属類のソーシングや廃バッテリーの再活用分野におけるソリューションに力を入れている。
両社は2019年、貨幣の価値測定に関する標準モデルを開発する取り組み「Value Balancing Alliance(VBA)」を共に発足させるなどして、持続可能性を追求してきた。SKオンのチ社長は「BASFとの協力により、当社の原材料の供給網がより強化されることに期待できる。今後は世界のバッテリー市場に先駆け、正極材以外の分野でもBASFとの協力を拡大していく」と述べた。
BASFのシューマッハ社長は「SKオンとの協力で、電気自動車(EV)用バッテリー市場における影響力を拡大できるだろう」と期待を示した。
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