尹大統領は「国際社会に、私に最も近い岸田首相とともに訪問することになり非常にうれしい」と語り、岸田首相は「尹大統領と私にとって、きょうはビッグデイ(Big Day)だ」と語るなど、親睦を誇示した。
つづけて尹大統領は「岸田首相と、韓日間の協力の地平を先端科学技術分野へと拡大していくことにし、ことし8月の米キャンプデービッド首脳会議では、韓米日3か国協力を核心新興技術と供給網協力を合わせた包括的協力体として発展させていくことに合意した」と説明した。
尹大統領は「韓米日の首脳はキャンプデービッド原則で『3か国が一つになる時、一層強力になる』と宣言した」とし「われわれ3か国が確固とした連帯と意志によって開く新時代に、皆さまはその結実を享受し思いっきり挑戦し成長してほしい」と語った
岸田首相は「ことしの初めまで日韓関係は非常に困難な状況であったが、(このように)尹大統領と並んで話すことは感慨深い」とし「地政学的経済・気候危機・ロシアによるウクライナ侵攻の状況で、日米韓は歴史的変化と連帯の志を一つにした」と語った。
つづけて「これから世界を変えるイノベーションは、一国だけで起こすことはできない」とし「日本の部品・素材技術、韓国の量産技術、米国のAIチップなどイノベーション(技術革新)を起こそうとすれば、そのいずれも外すことはできない」と語った。
さらに「気候変動などの全地球的課題も、人類が結集しなければ解決することはできない」とし「科学技術における変革は、変化する日韓関係を象徴している」と付け加えた。
日韓の首脳は冒頭発言を終えた後、コンドリーザ・ライス米元国務長官と対談し、スタンフォード大学の学生たちと質疑応答のセッションに臨んだ。
尹大統領は特に「気候変動への対応および量子技術の育成・活用などにおいて、韓米日の3か国が国際協力をリードしなければならない」と強調し「そのために、学生および研究者間の交流も重要だ」と語った。
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