【K-POP厳選プレイリスト】適度に重い愛が欲しい。
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Red Velvet の最新ニュースまとめ

DEAN「DIE 4 YOU」
 今月18日に韓国歌手「DEAN」が4年半ぶりにリリースした新曲。これまで他アーティストのフィーチャリングなどには参加していたものの、DEAN名義での新曲は2019年にリリースした、「Howlin' 404」以来で、K-POPファン待望のリリースとなった。これまで何曲も作曲していたものの、どの曲もお眼鏡に適わずボツになってきたという。そんな新曲は、シンプルなギターサウンドが基盤となったR&Bバラード曲。「DIE 4 YOU」という曲名通り、「君のためなら僕は死ねる」という歌詞が印象的。彼の曲は自身の音楽遍歴や体験談が基礎になってできているものたちが大半だと個人的には感じているのだが、今回の新曲もこれまでの4年間にあった彼の心情の積み重ねから作られていると感じる部分がいくつかある。「ただ、新曲が発表された!」というよりも、歌詞やサウンドから浮かび上がってくる悲しみや憂いといった感情が立体的に聞こえてくる気がする。Melon音源配信チャートではHOT100で1位に輝くなど、韓国のリスナーたちも彼の新曲を待っていたことがうかがえる。

Red Velvet「Psycho」
 韓国ガールズグループ「Red Velvet」が2019年にリリースした、アルバム『‘The ReVe Festival’ Finale』のタイトル曲。他人からは、お互いがお互いを傷つけているようにしか見えないけど、本人たちは傷つけ合いながらも「あなたしかいない」とゾッコンで、そんな二人はまるで「サイコパス」だと言っている曲。「感情の上がり下がりが激しくて、ずっとコントロールが上手くいかない。たまに蹴飛ばしてしまうくらいに、でもそんな私に微笑むあなたをどうやったら手放せるのか分からない」と、お互いに依存しあっている激重な恋愛観が表現されている。ダークさを表したかのような808ベースと、それとは裏腹に楽しい恋愛を描いているかのようなリズミカルなハイハットがいびつながらも上手く調和している。

WOODZ「Drowning」
 韓国歌手「WOODZ」が今年リリースした、アルバム『OO-LI』のタイトル曲。愛する人が、この世を去ってしまった悲しみを歌った切ないラブソングだ。彼のアイデンティティーが一番良く表れている曲であり、彼の曲で一番聴かれている曲でもある(配信チャートMelon参考)。心のなかに抱えている悲しみが雨のように降り注いで、終いには溺れてしまうという心情を苦しいままに表現できる彼は、歌手というよりもはや芸術家といっても過言ではない。彼の代名詞でもある「ロック」なサウンドが、ここまで悲しく聞こえたことはかつてないほど、恋した相手への感情が痛いほど伝わってくる。


DEAN「DIE 4 YOU (Official Visualizer)」
DEAN「DIE 4 YOU (Official Visualizer)」




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