発射地点は平安北道鉄山郡東倉里にある西海衛星発射場と推定される。北朝鮮は22日午前0時から12月1日午前0時の間に「人工衛星」を打ち上げると日本政府に通報していた。通報より早い発射となったのは発射場付近の気象条件を考慮したためとみられる。
西海衛星発射場に近い北朝鮮の新義州は22日午前0時から7時まで曇りの予報で、午前8時以降は降水確率が最高60%まで上昇する。
韓国の軍当局は22日未明から東倉里付近には雪が降る可能性があるとみて注視していた。
韓国政府系シンクタンク・統一研究院の洪珉(ホン・ミン)北朝鮮研究室長は今回の発射について、注目度が高い時間を外して戦術的に発射時間を調整することもあり得ると述べた。そのうえで、22日午前は曇りで湿気の多い天気になるため日程を1日前倒した可能性があるとの見解を示した。
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