【ソウル27日聯合】大韓ハンドボール協会の鄭亨均(チョン・ヒョンギュン)常任副会長は27日、五輪と世界選手権のアジア予選を東西に分けて開催する案について、日本・中国のハンドボール協会と来月7日に北京で協議する計画を明らかにした。審判員らの中東寄りの判定が相次いでいることを受けたもの。韓国側からは鄭副会長のほか、東アジア連盟副会長も務める同協会のキム・ジンス副会長が出席する予定だ。
 東西分離開催案は、1枚の五輪出場チケットを争う場合、東アジアと西アジアで別々に予選を行い、各優勝チームが欧州などの中立国で決勝を行うというもの。偏った判定のため先月末に実施された北京五輪の予選再競技を準備するなかで、韓国と日本はこの方法に合意したが、中国を引き込むことは簡単ではないもようだ。

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 今年の北京五輪、2010年の広州アジア競技大会を準備している中国は、アジアオリンピック評議会(OCA)議長であると同時にアジアハンドボール連盟(AHF)会長を務めるクウェート王子の機嫌を敢えて損ねる必要はないとし、消極的な姿勢を示している。

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