25日付の読売新聞によると、スマートニュースメディア研究所は「メディア価値観全国調査」を実施した結果を24日発表し、小泉純一郎元首相が2001年以降に就任した日本の首相9人のうち好感度1位となった。岸田文雄首相は6位にとどまった。

小泉元首相は10点満点で6.6点を獲得し1位を占めた。次に安倍晋三元首相と菅義偉元首相が5.4点で2位タイを占め、福田康夫元首相が4.8点で4位につけた。

小泉元首相は2001年4月から2006年9月まで在任し、菅元首相は岸田首相の前に約1年間国政を運営した。福田元首相は第1次安倍内閣後の2007年に首相になった人物だ。安倍元首相はこの中で最も長い間首相を務めた。

好感度5位から9位は野田佳彦元首相(4.4点)、岸田首相(4.2点)、菅直人元首相(3.6点)、麻生太郎元首相(3.5点)、鳩山由紀夫元首相(3.1点)の順だった。

野田前首相、菅前首相、鳩山前首相は2009年から2012年の民主党政権時代に首相を務め、現在の自民党副総裁の麻生前首相は2009年に民主党に政権を譲る前に国政を運営した。

今回の調査で岸田首相に対する好感度は、新聞やテレビなどの既存メディアを好む高齢層で高くなった。SNS利用者は年齢に関係なく岸田首相に対する好感度が低くなる傾向があった。

調査に参加した東京大学の前田幸男教授は「岸田総理は安倍元総理に比べてSNSで否定的な情報が拡散し、その影響を受けた可能性がある」と分析している。
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