国連のグテレス事務総長は21日の北朝鮮の軍事偵察衛星打ち上げは安保理決議違反だと、強く非難していた。
だが今回の会合で、北朝鮮を糾弾する声明の発表や決議の採択といった安保理としての一致した立場を示すことは容易でないとみられる。
常任理事国の中国とロシアは米国をはじめとする西側との対立を強める一方、北朝鮮を擁護している。そのため安保理は2018年以降、北朝鮮の弾道ミサイルや衛星の発射に対し制裁決議や声明採択のような具体的な対応を取れずにいる。
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