9日に放送がスタートする「マエストラ」はフランスのドラマが原作で、イ・ヨンエはマエストラと呼ばれる指揮者、チャ・セウムを演じる。マエストラは女性指揮者の巨匠に対する呼称。チャ・セウムが20年ぶりに韓国の舞台に戻ってから繰り広げられる出来事を描く。
イ・ヨンエは出演を決めた理由について「音楽」が決め手になったと説明した。女性指揮者が登場する韓国ドラマはなかったと記憶しており「俳優として欲が出た」とし、ドラマの内容も面白い上に、素晴らしい俳優、監督と仕事がしたかったという。
昨年11月からドラマのための練習を始めた。チャ・セウムはバイオリニストだったためドラマの後半部ではバイオリンを演奏するシーンも登場する。指揮と演奏の両方を練習しなければならなかった。
主人公が指揮者の韓国ドラマでは、2008年に放送されたキム・ミョンミン主演の「ベートーベン・ウィルス~愛と情熱のシンフォニー~」が人気を集めた。イ・ヨンエは同ドラマについて「良い作品だが、放送されてから時間が経っている。その後、指揮やクラシックを扱ったドラマは多くなかったと思う」と話した。
その上で「私は自信がある」と言い切り、期待してもいいと思うと語った。
公開された予告映像では、チャ・セウムが過去にオーケストラの団員に銃を撃ったとうわさされるミステリアスな人物に描かれている。制作陣はドラマのストーリーについて、チャ・セウムが自身の秘密を隠したまま、オーケストラを巡る事件の真実を探っていくと説明した。
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