【公演レポ】ニコル(KARA)、東名阪でファンコン開催…新曲「Gravity」ライブ披露でファン大熱狂!
【公演レポ】ニコル(KARA)、東名阪でファンコン開催…新曲「Gravity」ライブ披露でファン大熱狂!
5月にシングル「Selfish」で日本活動を再開した「KARA」メンバーのニコルが11月26日、東京・Veats渋谷にて「Fan Con2023」を開催した。この日は、東名阪3か所全6公演の最終日。歌はもちろん、トークやゲームなどでファンとの特別な時間を過ごした。本記事では昼公演をレポートする。

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会場は開演前から今か今かと待ち構えるファンの熱気で充満。開演時間が過ぎ、会場が暗転すると、場内では大歓声が巻き起こった。そこへ、ピンクの衣装に身を包んだニコルがダンサーと共にステージに登場し「Mysterious」を披露。グルーヴィなリズムに乗せてファンの掛け声もさらに大きくなっていく。続けて幻想的な雰囲気の「Fantasy」を披露して、ニコルの力強くセクシーな魅力でファンを惹きつける。2曲終えると、ニコルはクルっと回って「こんにちはニコルです。東京に来ました。みんな、すごくイケイケですね。雨が降っていたから大丈夫かなと思いました。みんな落ち込むんじゃないかなって思ったけど、私を見たら違うでしょ」とウィンクし、ファンのテンションも急上昇。「今日の衣装はちょっと、Y2Kファッションで、アリアナ・グランデって感じかな。個人的に気に入っています」とご機嫌にアリアナの曲を口ずさむと、ファンから「かわいい!」と声があがった。ファンの声に喜びながら、彼女は「数年ぶりにファンコンを準備しながら、ドキドキしましたけど、皆さんの前で公演ができてすごく楽しいです。皆さん、最後まで盛り上がってください。一緒に楽しんでください!」と明るく呼びかけた。

続いて、7年ぶりの復帰作で今年の5月にリリースした90年代R&Bを彷彿させるダンスナンバー「Selfish」。軽快なダンスと熱っぽい歌声でファンを魅了し、続く「MAMA」ではセクシーさを感じさせるパフォーマンスで会場を盛り上げた。

パフォーマンスを終えると、ここからはファンからの質問に答えるトークコーナーがスタート。「最近おススメのアニメは?」という質問には、「あまり見てないけど、『鬼滅の刃』だけ見て、その後は観てないんです。ヨンジのほうがいっぱい見ています」と「KARA」メンバーの名前があがるとほっこり。「ニコルお姉さんが、男性におすすめする髪の色は?好みを知りたい」という質問に、ニコルは「目立つより自然なブラウンとかブラックスタイルが好きです。ナチュラルスタイルが好みです」とコメント。続いて「私は悩みやすく、すぐに落ち込んでしまいます。ニコルのさっぱりとして物事をはっきりとできる凛とした性格がすごく好きで、自分とは真逆で魅力的です。悩みの解決法を教えてください」という質問に、ニコルは「1日~2日間はただその感情をそのまま受け入れ、『このままじゃダメだな』と感じると解決方法を考えてそれをします」とニコル流の解決方法を伝えた。

トークコーナーを終えると、Ms.OOJAの「Be…」を切なく繊細な歌声を響かせ、ミディアムテンポのR&Bナンバー「7-2=誤解」でしっとりと聴かせる。「Don’t Stop」では客席に手を伸ばし、「Come on!」とファンを煽ると、ファンの掛け声も大きくなり、「東京Let’s Go!」とニコルの掛け声からスタートした「Need A Love」でさらに会場は盛り上がる。ニコルも客席ギリギリまで近づいて、ファンと一緒に思いっきり楽しんでいた。

この日は、歌やトーク以外にゲームをする時間も設けられた。ある言葉をほかの言葉やジェスチャーで説明して司会者やファンに答えてもらう「以心伝心ゲーム」では、「ハチ公」というお題を、数字の“8個”と勘違いするが、インフィニティサインの方向を変えて、“8”という言葉を導き出すことに成功し“公”の部分も何とかクリア。そのほか、「となりのトトロ」や「てんぷら」、「ホールインワン」といったお題も、単語一つ一つ言わせて繋げていくようにするスタイルで以心伝心に成功。真剣に説明するニコルの姿をファンは微笑ましく見守っていた。

ゲームでキュートな姿を見せた後は、12月13日発売の「Gravity」を一足早く披露。引力のように惹かれ合う2人の世界観を情熱的に歌い、ニコルも頑張ったという激しいダンスで会場を盛り上げた。フロアの熱気が上昇したところで、エネルギッシュなシンセベースの「Lunar」、初恋のドキドキを爽やかに歌った「Something Special」といったダンスチューンを披露し、会場を熱狂の渦に巻き込んだ。

最後の曲を終えたニコルがステージを去って行くと、すぐに「ニコル」コールと手拍子が会場に響き渡る。「ニコル!」と叫ぶファンの声が続くと、ファンのアンコールに応えて再登場したニコルは「YOU.F.O」を披露。弾むようなビートに乗りながら、爽やかに伸びる歌声が会場に響き、ファンも一緒に「3、2、1」と歌い、左右に揺れるペンライトに合わせてニコルも体を揺らして会場が一体に。続いてニコルが「Are you ready?」と叫ぶと「Happy」のステージへ。ニコルが客席にマイクを向けると、ファンも「ハッピー!」と楽しい気持ちを思いっきり叫び、この日一番の盛り上がりを見せた。

最後にニコルは「久しぶりのファンコンサート、ありがとうございます。今回のコンサートは、皆さんが見たいと思った曲をいっぱい見せたいと思ったらダンス曲が多すぎて(笑)。体力をつけるために(ダンサーと)みんなで頑張りました。今日で終わるのがちょっと残念です。でもこうやって皆さんとの時間を作ることができてうれしいですし、もうすぐ来月(12月)に日本に来るから。まだまだいっぱい会えるチャンスが残っています。これからももっと頑張りますね。また会える時間を作るように頑張ります」と伝え、最後は頭の上に大きなハートを作り、別れを惜しむファンに見送られる中、ステージを後にした。




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