2018年に会談したときの金氏と習氏(資料写真)=(朝鮮中央通信=聯合ニュース)≪転載・転用禁止≫
2018年に会談したときの金氏と習氏(資料写真)=(朝鮮中央通信=聯合ニュース)≪転載・転用禁止≫
【ソウル聯合ニュース】北朝鮮の朝鮮中央通信は1日、金正恩(キム・ジョンウン)国務委員長(朝鮮労働党総書記)と中国の習近平国家主席が中朝国交樹立から今年で75年を迎えるにあたり、祝電を交わしたと報じた。金氏と習氏が新年に合わせて祝電を同時に交換したのは異例。

 金氏は「朝中(中朝)の両党と政府が今年を『朝中親善の年』と定めたことは、両国での社会主義建設が新たな前進の段階に差し掛かり、非常に複雑な国際情勢の中で伝統的な親善協力関係を時代の要求に合わせてさらに昇華させ発展させようとする両国人民の期待と願いに沿ったものだ」との認識を示した。

 また「共に朝中親善の年の始まりを宣言することをうれしく思い、今年も社会主義のための闘争で結ばれ強化された朝中親善の不敗性が余すところなく発揮されると確信する」と強調。「政治・経済・文化をはじめ全ての分野で交流と往来を緊密に行い、親善の情と団結の絆をさらに深め、地域と世界の平和と安定を守護するための共同の闘争で協力を強化していく」と誓った。

 習氏は、2024年を中朝親善の年として宣言し、各分野で共同の記念活動を進め、両国関係の発展に新たな活力を吹き込みたいとした。中朝の親善協力関係は新たな歴史的時期に差し掛かったとした上で、中朝が両国関係の発展を続け、共同の利益と地域の平和・安定を守護してきたと強調した。


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