A’st1 の最新ニュースまとめ
「自動車のホンダ、野球の野茂英雄が突破口を開いたように、僕も(アメリカで)アジアンポップスターを創りあげることに寄与したい」歌手兼プロデューサーであるパク・チニョンは、先月29日NYマディソン・スクエア・ガーデンで行われた<The JYP Tour>コンサートで、4000人余りの観客に向かってこのように述べた。パク・チニョンをはじめ、米国デビューを控えている歌手Min(ミン)、G-Soul、イム・ジョンヒや、グループ<Wonder Girls(ワンダーガールズ)>など、JYPエンターテインメントの所属歌手たちがNY公演を皮切りに米州コンサートツアーに突入した。今回のコンサートのトップバッターは、歌手Minが飾った。Minは1曲目にパク・チニョンとLil Jonが一緒に手がけた『Dance Like This』を熱唱し、G-Soulはハーレムの少年合唱団と共に、自身のプロデューサーになるR.Kellyの曲『I BelieveI Can Fly』などを歌い、魅力的な歌声を披露した。
今年、<JYP>を筆頭に、アジアの人気スターBoA(ボア)、SE7EN(セブン)などの米国進出が本格化される。また、国内の5人組ヒップホップグループ<BIG BANG(ビッグバン)>は、今年初めに英語の歌詞で作られたミニアルバム『FOR THE WORLD』を日本でリリースした。国内の芸能事務所が主導し、韓・中・日の多国的メンバーで構成されたグループも登場した。
米国のトップクラスのプロデューサーたちと曲を作り米国に進出するパク・チニョンや、日本語ではない英語歌詞のアルバムを発売した<BIG BANG>の事例からもわかるように、国内の芸能事務所たちの海外進出の様相が、一段階アップグレードされている。単純にスター性を前面に出すよりは、音楽性と歌唱力などで勝負する戦略を採択している。
先月8日、<BIG BANG>が渋谷の大型レコードショップ<タワーレコード>と<HMV>で行ったファンサイン会。<BIG BANG>の所属事務所である<JYPエンターテインメント>は、このサイン会に200~300人のファンが来ることを予想していたが、4000人以上の日本ファンが押し寄せたと明かした。また<BIG BANG>が、28日と29日に東京ドームシティ内のJCBホール(4000席規模)で行う初の単独コンサートのチケットも完売し、公演回数を当初の2回から3回に変更した。
<BIG BANG>は去る1月4日に日本デビューアルバム『FOR THE WORLD』をリリースした後、オリコン1月3週目のウィークリーチャート13位にランクインするなどの記録を残した。<YGエンターテインメント>関係者は「日本進出のための大規模なプロモーションもせずに、シングルに収録された8曲も全て日本語ではなく英語でレコーディングしたもの」「日本では珍しい、アイドルグループでありながらもヒップホップジャンルのグループという点、自らが曲を作るグループという点などが、人気の要因」と明かした。
<Sechs Kies(ジェクスキス)>、<Fin.K.L(ピンクル)>、<SS501>などのアイドルグループを輩出した<DSP Ent>は、日本人メンバートモ(22)、中国人メンバーハイミン(22)、韓国人メンバーパク・チョンジン(22)、ピョン・ジャンムン(21)、ソン・インギュ(21)、イム・ハンビョル(20)で構成された多国籍グループ<A’ST1(エースタイル)>の具体的な活動計画を、今月中に発表する計画だ。
ここに台湾、タイ、オーストラリア出身の練習生から1人をグループに合流させる予定だ。3年間訓練を受けた<A’ST1>は、韓流を越えてアジアを代表するアイドルグループに飛躍することを目標としている。
ポップスとファンキー、ダンスなど、様々なジャンルが混ざった<A’ST1>は、今月末頃にデビューシングルを発表する。
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