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現在は、ブログ(http://ameblo.jp/yungiyungi0125/)を中心にファンとの交流を行っているトモだが、解散後トモは日本に帰国し、アルバイト生活を送りながら今後について悩んだそうだ。両親や友人、そしてかけがえのないファンの後押しを受け、韓国での活動再開を決意した彼は去る2月2日にソウルへと飛び立った。23歳という若さで新たなスタートを切ったトモ。今回は2回に渡り、トモの魅力を紹介する。
<b>-韓国で活動することになったきっかけを教えてください。</b>
(大学1年のゴールデンウィークに)韓国に旅行したときに、知り合いから(当時の)イ・ヒョリさんのスタイリストを紹介されたんです。そのときは連絡先だけ伝えて日本に帰ったのですが、夏にいきなり(前事務所の)社長と通訳が日本に来られて、僕の知らないところで両親と仲良くなっていたんです(笑)。社長と父親がスポーツの話で意気投合し、「勉強は後でもできる。若さを生かすことをしなさい」と促されたのがきっかけですね(笑)。
<b>-芸能界には興味があったのですか。</b>
いいえ…(笑)。建築関係の道に進むことを考えていました。ただ、舞台上でパフォーマンスすることは好きで、高校のときにバンドのボーカルをしていました。
<b>-韓国での練習生活はどうでしたか。</b>
股割りストレッチがとにかく痛すぎて、いつも泣き喚いていました。夜もストレッチのことを考えると眠れない日があったほどです。病院に行って診断書を書いてもらおうと思ったり…(苦笑)、ダンス経験もなかったので本当に大変でした。でも、不思議とやめたいと思ったことは1度もありませんでしたね。
<b>-メンバーとの共同生活はどうでしたか。</b>
朝、1番目に起きるのは僕でした。スケジュールの時間まで余裕がないのが嫌で、早く起きていました。僕は時間には厳しい方で(笑)、早起きも苦ではありませんでした。
韓国のマクドナルドにはデリバリーもあるのですが、よくモーニングセットを注文して宿舎まで届けてもらっていました。1番目に起きたメンバーが注文すると決まっていたので、結局は僕の役目になっていましたね。
<b>-宿舎で犬を飼っていたようですが。</b>
メンバーのハイミンが相談もなしに買ってきてしまったんですよ。帰宅したら突然、犬用の家やペットフードと一緒に犬もいました(笑)。ハイミンがお酒が好きだったため、名前は“チャミスル(韓国焼酎の名前)”で、犬種はマルチーズでした。今は、ハイミンと中国に住んでいますよ。
<b>-韓国語はどのようにして覚えたのですか。</b>
最初は電子辞書を片手に会話していました。当時、ドラマ『新入社員』が放送していたのですが、出演していたハン・ガインさんのファンになり、ずっと見ていたんですよ。意味はわからないながらも、せりふを真似していました。その後、西江大(ソガンデ)の語学堂にも通っていました。
<b>-日本に帰国して数か月経ちますが、韓国語は忘れていませんか。</b>
日本にいる間も、韓国の友だちと電話で連絡をとっていたので、韓国語で話す機会はありました。韓国にいる間は日本語を使う仕事に抵抗があったほど、韓国語に関しては徹底したいと思っていました。
韓国で生活していたときにメンバーに「日本語を教えて」と言われ、“あいうえお”の表を作って壁に貼っていたんです。ある日、宿舎のようすを動画で撮影する機会があり、それを見たプロデューサーさんに「そういえば“ら行”が抜けていたよ」と言われてしまって…(笑)。指摘されるまで、全く気づかなかったんですよ。“やっちゃった~”と思いましたね。僕、けっこう“天然”みたいです。
<b>-トモさんの韓国語を聞くと、韓国人が話しているようですよね。</b>
韓国人の友だちにも「地方出身?」と間違われていました。イントネーションに若干の違いがあるので、ソウル出身ではなく、地方から上京してきた人だと思われたみたいです。「韓国人でしょ?」と言われて、外国人登録証を見せて証明したこともありました。僕の(韓国語の)目標は、釜山から少しずつ上京し、最終的にはソウルへ到着したいです(笑)。今は大田(テジョン・韓国の真ん中あたり)付近にいます(一同爆笑)。
<b>-韓国語を勉強している方へアドバイスをお願いします。</b>
僕の覚え方は“邪道”かもしれませんが、語学学校へ通って一から学ぶのではなく、ドラマや映画、音楽を通して“見よう見まね”で覚えていく方が良いのでは、と思います。もちろん、読み書きを学ぶには語学学校に通うのが良いと思いますが、会話に関しては、韓国人の友だちと過ごして学ぶことをおすすめします。韓国へ留学したとしたら、日本人の友だちとは遊ばずに、とにかく韓国人と遊ぶ!僕の場合、韓国に日本人の友だちは1人もいません。これから韓国語会話を上達させたいと思っている方々は、ぜひ韓国人と過ごす時間を増やして、韓国人になりきってみてください。韓国の方々は親切なので、頼られたら何でも教えてくれますよ!
<b>-韓国では大学にも通っていたのですか。</b>
デビュー直前の2008年2月に国民大学に合格しました。韓国では3月から授業が始まりますが、僕は(日本同様)4月からだと思っていて、もうその時点で単位が大変なことに気づきました…(苦笑)。
学校では、「今度デビューする日本人が来る」という噂が流れていました。僕の理想のキャンパススタイルは“スウェット”で学校生活を送ることだったので(笑)、スウェットで登校したんですよ。そうしたら、「芸能人がスウェットを着ている」、「サングラスしなくてもいいの?」と言われたんです。「歌手になる」ということだけで特別な視線で見られることに、戸惑いもあり慣れませんでした。僕自身は学生生活を満喫したかったのに、デビュー時期と重なったこともあって10日間ほどしか通えませんでした。
<b>-韓国での生活は大変でしたか。</b>
お酒を飲まされるのが大変でした。そこまでお酒が強い方ではないので、途中からこっそり注がれた焼酎を捨てて、水に入れ替えることもありましたよ(笑)。最初は上下関係の厳しさに驚きましたが、基本的に人情味溢れる方ばかりですので、すごく楽しく過ごしていました。僕は、どこの国に行っても楽しく暮らせる気がします(笑)。
<b>-韓国でおすすめのお店はありますか。</b>
6号線のマンウォン駅にある“1900ウォン”というサムギョプサル(豚の焼肉)のお店です。1人前が1900ウォン(約150円)という破格の値段で食べられますよ。お肉は薄めですが、おいしいのでメンバーとよく通っていました。あとは“サムサミネ”というお店の焼肉と“キム家ネ”というお店のキムパブも味がよくておすすめです。
トモのインタビューは(2)に続きます(2月12日掲載予定)。
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