5世帯中1世帯は「一人暮らし」…「独り身」の未婚・高齢者の増加＝韓国

韓国では独身者や独り身の高齢者などが日ごと増加する中、登録上の全世帯のうち「1人世帯」の割合が40％を超えた。

行政安全部（省）の住民登録人口現況によると、昨年12月基準で住民登録上の全世帯数は2391万4851世帯であった。

これは、2022年12月の2370万5814世帯より20万9037世帯（0.9％）増加した数値である。

特に「1人世帯」は993万5600世帯で、2022年12月の972万4256世帯より21万1344世帯増加し、全世帯の増加を「1人世帯」が主導している状況である。

また「1人世帯」が占める割合は全体の42％に達し、5世帯中2世帯以上は「1人世帯」ということになる。

行政安全部の関係者は「未婚者や独り身の高齢者などが増加し続けたことで、1人世帯の割合が40％を超えたものとみられる」とし「政府は1人世帯の増加に伴った政策対応づくりにおいて非常に悩んでいる」と語った。