総参謀部は、192発の砲弾で五つの区域に対する海上実弾射撃訓練を行ったとし、「射撃の方向は(韓国北西部の)白○島(○=令に羽)と延坪島に間接的な影響も与えていない」と主張した。
韓国軍も北朝鮮の砲撃に対抗し、同日午後3時ごろから自走砲K9や戦車砲を動員して海上射撃訓練を実施した。
総参謀部は韓国軍の訓練について、情勢激化の責任を北朝鮮側になすり付けるための常とう手段だと非難した。
また、「大規模な砲射撃および機動訓練を行ったのは大韓民国の軍部やくざたちの軍事行動に対するわが軍隊の当然の対応行動措置」だとし、「情勢激化の責任をうんぬんする無駄なことをやめ、自ら災いを招かないようにすべきだ」と主張した。
その上で「敵たちが対応を口実に挑発となり得る行動を敢行した場合、わが軍隊は前例のない水準の強力な対応を見せるだろう。民族、同族という概念は既にわれわれの認識から削除された」と威嚇した。
韓国軍合同参謀本部は同日午後に開いた緊急記者会見で、北朝鮮軍が同日午前9時ごろから11時ごろまで、黄海上の軍事境界線にあたる北方限界線(NLL)に近い白○島と延坪島の北方で200発以上の射撃を実施したと明らかにした。射撃よる韓国国民や軍の被害はなく、砲弾はNLL北側の海上緩衝区域に落下したと説明した。
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