パク・ヒョンシク、「ドクタースランプ」で7年ぶりのロマンチックコメディ…「スランプというテーマがピンときた」

「ドクタースランプ」でパク・ヒョンシクとパク・シネがロマンチックコメディで息を合わせる。

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　1月27日に初放送されるJTBCの新土日ドラマ「ドクタースランプ」は9日、危機を迎えたスター医師ヨ・ジョンウとして戻ってきたパク・ヒョンシクのスチールカットを公開した。

　「ドクタースランプ」は人生の上昇曲線だけを走っていたが、しっかりとブレーキがかかってしまったヨ・ジョンウ（パク・ヒョンシク）とナム・ハヌル（パク・シネ）の「滅びた人生」の心肺蘇生記を描いたロマンチックコメディだ。人生の暗黒期で再会した「犬猿の仲」のライバルであるふたりがお互いの光になっていく過程が、笑いとときめき、共感と慰労をプレゼントする。

　パク・ヒョンシクは大きな愛を受けた「力の強い女 ト・ボンスン」以来、7年ぶりにロマンチックコメディを選択した。2013年に放送された「相続者たち」以来約11年ぶりに再会したパク・ヒョンシクとパク・シネのコンビも期待を集めている。

　パク・ヒョンシクはスター整形外科医だが人生最悪のスランプに陥る「ヨ・ジョンウ」役を引き受けた。全校1等を務めた学生時代から実力と人格を兼ね備えたスター医師になるまで、彼の人生はまさに花道だった。しかし、謎の医療事故により一瞬にして崖っぷちに追い込まれることになる。

　そんな中で公開された写真には、医者のガウンを着たヨ・ジョンウの優しい笑顔が視線をひきつけている。美容整形外科を代表する院長で、患者はもちろん職員と一般大衆の心を魅了した彼に隙などは存在しない。イケメンビジュアル、センスあるマナー、実力と人柄まですべて備えた完全無欠のキャラクターだ。

　しかし、ヨ・ジョンウはもはや上がるところのない最頂点からどん底に墜落する。大学の同窓会で受賞する姿が爽やかに輝く一方、別の写真には彼が警察の調査を受けていて注目を集める。突然、影が差した表情も普通ではない気配が‘漂っている。果たして彼の人生を変えた事件は何なのか、スター医師チョン・ジョンウが再起に成功できるのかが注目される。

　パク・ヒョンシクは「ドクタースランプ」を選んだ理由について「スランプというテーマに個人的に強く惹かれた。熾烈で忙しい現実にバーンアウトとスランプを経験する方が多いと聞いている。私もそうだったし、誰もが一度は経験するという考えにほろ苦さを感じたりもした」と伝えた。続いて「その話を愉快だが、深みを持って描いていて共感と慰労を与えることができる作品だと思った」と付け加えた。

　彼はヨ・ジョンウというキャラクターについて「成功した医師の家庭の息子として生まれ、エリートコースを歩いて美容整形外科医として満ち足りた生活を送ってきた。予想外の事件に直面して初めて、人生最悪のスランプに陥るようになる」として「そのようなジョンウが肯定的なマインドと心から応援してくれる周囲の人々によって徐々にスランプを克服していく姿をうまく表現することが最も重要だと思う」と演技のポイントを明らかにした。

　「ドクタースランプ」は、27日午後10時30分に韓国で初放送される。