映画 「市民ドクヒ」(監督 パク・ヨンジュ)は自責の念する全てボイスフィッシング被害者らの傷ついた気持ちを癒す爽快犯罪追跡劇だ。勿論ボイスフィッシングを素材に掲げた犯罪映画は多い。「市民ドクヒ」は既存映画とは違い加害者の代わりに、犯罪を経験した被害者らの心理と状況に焦点を合わせ差別化を図った。反省すらしない加害者ら達に向けた被害者の痛快な復讐劇であり、自己嫌悪に悩む被害者が自身の力で自らを癒し救うことのできる物語。
「市民ドクヒ」は、ボイスフィッシングを受けた平凡な市民ドクヒ(ラ・ミラン)に詐欺をした組織員ジェミン(コンミョン)の救助を求めるが訪れず、後悔が起こる痛快な追跡劇だ。2016年ボイスフィッシング総検挙の実話をモチーフで製作したことも知らされた。短編“1キログラム”、中編 “ソンヒとスルギ”などで映画界 のニュージェネレーションとして注目を集めているパク・ヨンジュ監督が挑戦した初の商業長編映画だ。
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