違法薬物事犯の検挙が増えたことと同時に、社会全般における警告音は一層高まっている。特に昨年は10代の青少年による違法薬物事犯が前年より3.6倍増え、これまでで最も多い1000人台となったことで「違法薬物事犯の年齢が下がっている」という事実が確認された。
また「カンナム(江南)塾街の違法薬物事件」のように不特定多数に向けた違法薬物提供犯罪が起きたことで、社会不安を増大させた。
警察は「水面下での犯罪率が高いことから、抑止のため製造・密輸・販売など供給事犯を積極的に検挙し、現況の質を高めることに集中していく」と伝えた。
23日、警察庁によると、昨年の1年間で警察が検挙した違法薬物事犯は1万7817件であった。これは、前年度である2022年に比べ43.8%(5430人)増加した数値である。
最も目を引く変化は「10代の違法薬物事犯」の増加である。2019年には100人台中盤であった10代の違法薬物事犯は2020年に200人を突破し、その後は300人台を維持してきた。しかし昨年は、前年より263%増加した1066人が検挙された。
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