「世界で最もゆううつな国家」韓国を訪れた米国名作家の評価
「世界で最もゆううつな国家」韓国を訪れた米国名作家の評価
米国の有名心理研究者が韓国に対して「世界で最もゆううつな国を旅行した」という内容の映像を載せて話題になっている。

作家兼インフルエンサーである、Mark Manson(マークマンソン)は、最近自身のユーチューブアカウントにこのようなタイトルの動画をアップロードした。マンソンは「気にしない技術」(2016)など著書がニューヨークタイムズ(NYT)のベストセラーになり有名になった。

マンソンは韓国訪問期間制作した動画で「韓国のメンタルヘルス危機を理解するには、1990年代の人気ビデオゲームであるスタークラフトから始めなければならない」とし「注目すべき点はここから導き出された成功方程式が複数の産業に複製されたという点」と述べた。

マンソンは「Kポップスターは、幼い頃オーディションで集まり、寮に送られ、スポーツ選手も同様」とし「サムスンも、寮と交通手段、病院などのネットワークを備え、従業員が職場を離れる必要がない」と述べた。

彼は「上手なことをより上手になるよう強要し、可能な限り優秀な結果を出すため、強力な社会的圧力と競争は効果的であることが立証されたが、心理的問題を招いた」と指摘した。

マンソンは韓国の過度な入試競争と圧迫的文化を理解するため、韓国の歴史に注目すべきであるとし、人口の15%が亡くなった残酷な戦争を経験した韓国が、北朝鮮の脅威のもと急速に発展するしかなかったとした。このため、政府が導入した過酷な教育体系が韓国の若者に負担をかけたとも指摘した。

マンソンは、結局経済は成長したが「韓国では高齢者の自殺率が高く、若い世代に大きな恐怖を抱かせた」とし、皆のために自ら犠牲にすることを強要する儒教文化が根強いのも「社会的孤立と孤独」を深めさせたとした。

彼はまた「韓国人は儒教的基準で絶えず評価されるが、問題はその中で個人的成果を出すよう圧迫も受ける」とし「韓国は残念ながら儒教のよくない部分は残し、よい部分である家族・地域社会との親密感は捨てたようだ」とした。

しかし彼は自身が出会った韓国人は、このような問題を隠さずに積極的に認める一方、解決策を探そうとするという点に言及し、「世界的に珍しい回復力こそ、韓国の本当のスーパーパワーである可能性がある」と評価した。

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