同通信は訓練について「わが軍の迅速な反撃態勢を検閲し、戦略的打撃能力の向上に寄与した」とし、「周辺国の安全に否定的な影響を与えなかった」と主張した。
ファサル2の発射訓練を通じて反撃態勢を確認したと主張することで、同ミサイルの戦略化を既に終え、一部の部隊に実戦配備したことを示唆する意図があると推定される。
北朝鮮はミサイルが地面から近い高度で飛行する写真を公開した。巡航ミサイルの最大の強みである低空飛行能力を誇示する狙いがあるとみられる。ミサイル本体の塗装は過去に公開されたファサル2と異なり、「ファサル1」と同一だった。これを受け、北朝鮮がファサル1とファサル2を厳格に区別せずに改良を続けながら性能を強化しているのではないかとの見方が出ている。北朝鮮は両ミサイルについて戦術核弾頭「ファサン(火山)31」を搭載できると主張している。
北朝鮮の巡航ミサイル発射はこの1週間で3回目。24日と28日に新たに開発された巡航ミサイル「プルファサル(火矢)3―31」を発射した。
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