北朝鮮にキューバ新大使着任　友好国が公館の活動再開

【ソウル聯合ニュース】北朝鮮の朝鮮中央通信は１日、金正恩（キム・ジョンウン）国務委員長（朝鮮労働党総書記）宛てにキューバのディアスカネル大統領から新たな駐北朝鮮大使の信任状が送られたと報じた。

　金正恩氏から委任され、国務委員会第１副委員長で最高人民会議常任委員長の崔竜海（チェ・リョンヘ）氏が１月３１日、平壌の万寿台議事堂で新キューバ大使から信任状を受け取った。

　北朝鮮が新型コロナウイルス対策として２０２０年に国境を閉鎖して以降、北朝鮮内の外国公館の活動は停止同然となっていたが、昨年国境が開放され、非西側諸国を中心に公館の活動が再開されつつある。

　新型コロナ禍後では、中国とモンゴルに次いで３番目にキューバが信任状を提出したようだ。

　ロシアは昨年９月に在北朝鮮大使館の人員を補充した。中南米の反米政権、ニカラグアも近く北朝鮮に公館を新規開設する見通しだ。