尹大統領の支持率、9か月ぶりに「30%」下回る=韓国
尹大統領の支持率、9か月ぶりに「30%」下回る=韓国
「ユン・ソギョル(尹錫悦)韓国大統領の支持率が、約9か月ぶりに30%台を下回った」という世論調査の結果が2日発表された。

韓国の世論調査機関“韓国ギャラップ”が先月30日から今月1日、満18歳以上の有権者1000人を対象に実施した調査によると、尹大統領の支持率は29%と集計された。これは、前回調査時に比べ2%下落した数値である。不支持は前回調査時と同率の63%であった。

尹大統領の支持率が30%台を下回ったのは、2022年11月第3週の調査で29%と集計されて以降、約9か月ぶりである。

今回の調査で尹大統領に対する不支持の理由として最も多かったのは「経済・民生・物価」(19%)であった。つづいて「意思疎通の不足」(11%)や「独断的・一方的」(7%)などの順であった。

尹大統領を支持する理由としてあがったのは「外交」(18%)・「経済・民生」(9%)・「国防・安保」(7%)などであった。

政党支持率は与党“国民の力”が34%、共に民主党(民主党)が35%、無党派層は21%と集計された。新党として最近発足したイ・ジュンソク(李俊錫)元与党代表の率いる “改革新党”と、イ・ナギョン(李洛淵)元首相の率いる“新たな未来”はそれぞれ3%にとどまった。

「次期大統領にふさわしい将来の政治指導者好感度」調査では、イ・ジェミョン(李在明)民主党代表が26%、ハン・ドンフン(韓東勲)与党非常対策委員長が23%を記録した。イ代表は前回調査時より3%上昇し、ハン委員長は同率であった。イ・ジュンソク“改革新党”代表とイ・ナギョン“新たな未来” 人材迎入委員長はそれぞれ4%、ホン・ジュンピョ(洪準杓)テグ(大邱)市長とオ・セフン(呉世勲)ソウル市長はそれぞれ2%であった。

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