保険の比較・推薦サイトでより高価な自動車保険料、プラットフォームと損保会社が対立=韓国
保険の比較・推薦サイトでより高価な自動車保険料、プラットフォームと損保会社が対立=韓国
フィンテックおよび金融業界によると、1月19日にスタートした自動車保険商品の比較・推薦サービスの1週間の契約件数は1000件未満との推算だ。通常、1週間で約14万台以上の自動車が、オンラインを経由し自動車保険に加入することを考えれば非常に低調だといえる。

サービス不振は予測されていた。フィンテック企業ネイバーファイナンシャルの「ネイバーペイ」、同業ビバリパブリカの決済サービス「トス(Toss)」、IT大手カカオの「カカオペイ」などの決済プラットフォームによる比較・推薦サービスで紹介される商品の価格が、保険会社のサイトよりも3.3%高いためだ。サムスン火災海上保険・DB損害保険・現代海上火災保険・KB損害保険といった4大損害保険会社は、プラットフォームに支払わなければならない手数料3%に付加価値税まで加え、商品価格を別途策定した。

一方、プラットフォーム各社は、CM価格を原価に入れる計算が間違っていると指摘する。ケーブルテレビの広告など各種媒体への広告費がCM価格のなかに含まれる。そのためCM価格を原価に入れて自動車保険の価格を算定する場合、プラットフォームによる比較・推薦と関係のない広告費が請求されるという。

最近では、大手4社がすべて同一の条件でプラットフォーム会社と契約した点をめぐり、事前に話を合わせているのではないかとの意見も出始めている。


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