5日カカオモビリティと大田放送TJBなどによると、カカオモビリティ本部はビューティータクシーに所属する運輸会社に加盟運営規定に反するとして、車内の美容用品などを自首撤去するよう要求した。ヘアアイロンなど一部の美容用品に安全性の問題があるとの理由からだ。
ビューティータクシーは、カカオタクシー運転手のアン・ソンウさん(62)が個人の費用でタクシー車内にヘアアイロン、ヘアゴム、ヘアピンなどの美容用品をサービスで提供し、市民の注目を集めた。アンさんは、「タクシー料金は上がるがサービスは変わらないという考えから、娘の助言をもとにビューティータクシーの運営を始めた」とメディアに話している。
アンさんの「ビューティータクシー」は乗客の肯定的な反応とともに大田市の名物となった。昨年は、毎月カカオタクシーで全地域のタクシー運転手を対象に「サービス」と「安全な運転」を基準に選定される「今月のクルー」に選ばれ、コーヒートラックが提供された。
しかしアンさんのビューティータクシーはカカオタクシーから「過度なサービス」との理由で運営不可の通知を受けた。
アンさんのインタビューによると、カカオ側は「規定にはない過度なサービスを行うもので、容認できない行為」との理由を挙げた。
アンさんは、「お客さんは喜んでいるのに私がなぜ自主撤去しなければならないのか。乗車してくれた大田市民に申し訳ない。誰か1人でも幸せにできるような新たな仕事を探さなければと思う」と話している。
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