金正恩氏は「韓国の傀儡(かいらい)一味をわれらの前途に最も危ない第1の敵対国家、不変の主敵として規定し、有事時その領土の占領、平定を国是と決定することは、わが国家の永遠なる安全と将来の平和、安定に向けた至極当然な措置」と強調した。
これまでは同族という言葉に縛られ、韓国と形式上の対話や協力をせざるを得なかったが、こうした非現実的な束縛は自ら払いのけたとした。また「平和は頼んだり交渉で引き換えたりして得るものではない」と主張。常に臨戦態勢を維持するよう促しながら「敵がわが国家に武力を使用しようとするものなら、歴史を塗り替える勇断を下し、わが手中のあらゆる超強力をためらいなく動員して敵を終わらせる」と言葉を強めた。
国防省訪問には娘のジュエ氏も同行した。
金正恩氏はこの日、建軍節76周年を記念する祝宴を催した。
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