国家情報院長に内定している金成浩前法務部長官=(聯合)
国家情報院長に内定している金成浩前法務部長官=(聯合)
【ソウル24日聯合】早ければ今週初めにも国家情報院長内定の金成浩(キム・ソンホ)前法務部長官と放送通信委員長内定の崔時仲(チェ・シジュン)氏が正式に任命される見通しだ。青瓦台(大統領府)関係者が24日に聯合ニュースの取材に対し、「金前長官は22日、崔氏は23日に国会法上の人事聴聞経過期間が満了したため、近く自動任命手続きを踏む予定」だと明らかにした。現行の国会法では人事聴聞要請案を受け付けてから20日が経過すると、国会の人事聴聞経過報告書の採択とは関係なく大統領が長官内定者を自動的に任命できるよう定められている。ある側近は、任命状授与式の日程は確定していないが今のところ26日が有力だと話している。
 ただ、金前長官はサムスン不正疑惑のロビー対象者に名前が挙がっているほか、崔氏についても違法贈与疑惑が提起され、放送通信特別委員会全体会議での人事聴聞経過報告書の採択が見送られている。このため両者の任命には野党、市民・社会団体などが強く反発しており、議論を呼ぶことになりそうだ。

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