キム・スギョン大統領室報道官はこの日、ヨンサン(龍山)大統領室でブリーフィングを通じて「放送審議委員会は午前に通信小委員会を開催した。実際に映像を利用して作った当該掲示物は一般人に対し『実際に大統領は関連する発言をした』と誤認させる恐れが大きいため、接続の遮断を議決した」とこのように述べた。
これに先立ち、ソウル警察庁は21日、放送通信審議委員会に当該映像の削除・遮断を要請し、放送通信審議委員会は翌日の22日、当該映像は社会の混乱を顕著に引き起こす恐れがあると見て、迅速に審議することを決めた。
続いて、キム報道官は「一部のメディアで事実と異なる虚偽捏造映像を風刺映像と規定したり、事実ではないとの表示があるので大丈夫とするなど、報道している点について深い憂慮を表す。これは偽ニュースを根絶しなければならないメディアの使命にも反する行動である」と強調した。
また「当該映像は明らかに虚偽操作映像」とし「たとえ仮想表示をしたとしても仮想表示を削除した編集映像がオンラインで拡大再生産されているので虚偽情報拡散を防がなければならないという当為性に照らして必ず根絶されなければならない」とも付け加えた。
なお、‘尹錫悦大統領の良心告白演説’のタイトルで広がった映像は2022年2月に尹大統領が大統領候補だった時期に行われたテレビ演説場面をつなぎ合わせたものと把握された。映像には尹大統領が登場し「無能かつ腐敗した尹錫悦政府は特権と反則、不正と腐敗を日常的に行った。あの尹錫悦は常識から外れた理念にしがみつき、大韓民国を滅ぼし、国民を苦痛に陥れた」と述べていた。
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