米国務省「米韓外相は、北の挑発・日米韓3角協力を協議するだろう」

米国務省は28日（現地時間）米韓外相会談について「北朝鮮の安保阻害行為への対応方案や、日米韓3か国の協力方案などを協議するだろう」と明らかにした。

米国務省の報道官はこの日の定例会見で、この日の午後予定のチョ・テヨル（趙兌烈）韓国外相とアントニー・ブリンケン米国務長官との会談について「会談が行なわれる前なので先走ったことは言わない」としながらも「しかし両外相は、北朝鮮の安保阻害行為を含めた域内の懸案に関する協力方案を協議するだろう」と語った。

つづいて「日米韓の協力も当然議題となる」とし「会談が終われば、報道資料が配布されるだろう」と付け加えた。

一方、ロシアと戦争中のウクライナに対する韓国政府の軍事的支援については「われわれは全世界の同盟国たちに、ウクライナへの安保支援強化を勧めている」と語った。

米国を訪問中のチョ外相は前日午前ホワイトハウスで、国家経済委員会のラエル・ブレイナード委員長と対面し、両国間の経済協力方案について話し合った。

チョ外相はつづいてグーグル・ファイザーなど韓国に進出した米企業たちとも面談し、積極的な投資拡大を求めた。