給食大手のアワーホームが粉食事業へ本腰、「クシネ」の1号店を開業=韓国
給食大手のアワーホームが粉食事業へ本腰、「クシネ」の1号店を開業=韓国
韓国の特許情報検索サービス「キプリス(Kipris)」によると、給食大手のアワーホームは12日、「クシネ」という名称の商標を出願した。カジュアルなプンシク(粉食=小麦粉を使った食事や軽食)ブランドというのが、同社の説明だ。

すでにソウル市ヨイド(汝矣島)にあるショッピングモール「IFCモール」内のフードコート「カリナリー・スクエア」に、1号店もオープンしている。外国人と会社員が多い汝矣島の「IFCモール」に開設した1号店で、まずは消費者の反応を見る計画だ。

「クシネ」は、アワーホーム初の粉食の外食ブランドとなる。同社は現在、外食ブランド「ナムサン(南山)ワン(王)とんかつ」「キャセイ・ホー」などを運営しており、おかゆから麺類までカジュアルメニューのバリエーションを広げてきた。今回の粉食事業への進出で、ポートフォリオをさらに拡大する方針だ。

このほか粉食は同社の海外事業とも関連がある。同社は米国や中国、ベトナム、ポーランドの4か国で給食事業を手掛ける。今後は食材や自社製品の流通、外食などの分野へ事業を拡大する計画だ。加えて調理済み食品(HMR)などの形で自社製品の流通事業も展開する。中核にあるのはKフードで、これによる差別化で世界市場を開拓していくという。





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