ヒル次官補、外交通商部次官らと懸案めぐり意見交換

【ソウル2日聯合】韓国を訪問しているヒル米国務次官補が2日、外交通商部の権鍾洛（クォン・ジョンラク）第1次官、李溶濬（イ・ヨンジュン）次官補らと相次いで会談し、北朝鮮の核問題と韓米関係増進策などについて意見を交わした。
　韓米双方はこの席で、核開発申告をめぐり北朝鮮の核問題交渉が停滞している状況と関連し、諸般の要件を考慮するとこれ以上時間を延ばすことはできないという認識で共感し、北朝鮮の速やかな核申告書提出を促していくことで一致した。このために両国は北朝鮮と米国のニューヨークチャンネルの協議を通じ北朝鮮側が早期に決断を下せるよう誘導していくことにした。

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　一方、今月中旬に予定されている李明博（イ・ミョンバク）大統領の訪米を通じ、韓米関係を強化し同盟懸案だけでなく自由貿易協定（FTA）など経済通商懸案でも両国が実質的な利益を得られるよう努力していくことで共感した。

これに先立ちヒル次官補は同日午前、統一部の金夏中（キム・ハジュン）長官を表敬訪問した。この席でも南北関係と6カ国協議の進展状況などについて意見交換が行われた。統一部当局者によると、双方は6カ国協議を成果を得られるよう推進するために協力すべきとの考えで一致した。また金長官は南北関係を改善しようという李明博（イ・ミョンバク）大統領の政策方向について説明した。