【ソウル2日聯合】訪韓中のヒル国務次官補(東アジア担当)は2日、北朝鮮核開発計画の申告に関連し「北朝鮮から2~3日中に申告問題に対する新しい話を聞く必要がある」との考えを示した。外交通商部の李溶濬(
イ・ヨンジュン)次官補と会談した後、記者らに対し明らかにした。ジュネーブでの米朝会合後、申告問題に関する隔たりは狭まったと感じているとしながらも、意味があるものなのかどうかは申告を受ければ分かることだと述べた。また、申告は3月末までに行うべきだったのがすでに4月に入ってしまったと指摘し、「われわれが真に心配しているのは時間だ」と述べた。
ヒル次官補は、核開発計画の申告に関連した協議はまだ完了していないと明言した。申告書の内容については、「正確かつ十分なものでなければならない」と前置いた上で、プルトニウムの状況はもちろん、ウラン濃縮計画(UEP)と、どのような形であれ核協力の内容を盛り込む必要があるとした。過去にどのようなことがあったのか、今は中断し、今後もしないという内容が含まれていなければならないと強調した。
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