慶南大極東問題研究所と北韓大学院大が出版した「北朝鮮の核問題と対外関係の変化」(極東問題研究所提供)=(聯合ニュース)
慶南大極東問題研究所と北韓大学院大が出版した「北朝鮮の核問題と対外関係の変化」(極東問題研究所提供)=(聯合ニュース)
【ソウル聯合ニュース】韓国の慶南大極東問題研究所と北韓大学院大は北朝鮮の金正恩(キム・ジョンウン)国務委員長(朝鮮労働党総書記)が最高指導者に就任してからの外交政策を分析した書籍「北朝鮮の核問題と対外関係の変化」を出版した。

 北朝鮮が核武装を推進する過程で現れた対外的変化を世界の核秩序、対外経済政策、主要国との関係の変化を中心に分析した。また、北朝鮮の核問題が米国、日本、中国、ロシアなど周辺国とどのような関係を築きながら現在に至ったかを深く考察した。

 極東問題研究所の李寛世(イ・グァンセ)所長は同書について、「北の対外的変化を世界の核秩序や覇権に対抗する国家戦略、対外経済政策、米・日・中・ロとの関係を中心に考察した」と紹介した。

 慶南大極東問題研究所と北韓大学院大は北朝鮮の統治イデオロギーや政治権力、軍事、経済、社会などを中心に北朝鮮内の変化を分析した書籍も出版する予定だ。


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