「医療空白」の被害拡散…入院拒否された精神疾患者、アパートから転落死=韓国
「医療空白」の被害拡散…入院拒否された精神疾患者、アパートから転落死=韓国
医療の空白が長期化する中、入院を拒否された精神疾患者がアパートから転落し死亡したことがわかった。最近、プサン(釜山)でも90代の女性が心筋梗塞で病院に運ばれたものの、応急診療を拒絶され死亡している。

29日警察によると、きのう午後1時40分ごろ、キョンナム(慶南)チャンウォン(昌原)の市のアパート8階から精神疾患を患っていた50代のAさんが転落し死亡した。

Aさんは頭などを強く打ち病院に運ばれたものの、その後死亡した。

Aさんの母親と妻は27日、釜山の大学病院の閉鎖病棟に精神疾患治療のためAさんを強制入院させようとしたものの、「医療空白」事態により入院を拒否されたと伝えられた。

Aさんは数か月前から精神疾患の症状が重かったという。

警察関係者は、「現在までに把握された犯罪の疑いはない」とし、「遺族らを相手に正確な事件の経緯を調査している」と話した。
Copyrights(C) Herald wowkorea.jp 85