【ソウル6日聯合】韓国初の宇宙飛行士イ・ソヨンさんを乗せ宇宙に向かうロシア宇宙船ソユーズが、6日にカザフスタンのバイコヌール宇宙基地で発射台に設置され打ち上げへのカウントダウンを始める。韓国航空宇宙研究院の崔杞ヒョク(チェ・ギヒョク)宇宙飛行士開発団長は6日、ロケットとソユーズは打ち上げ48時間前に発射台に設置され、飛行士と宇宙船関連業務は決められたスケジュールに従い時間徹底で進行されると説明した。すべての準備が予定通り進んでおり、打ち上げ日程が変更される可能性はほとんどないとした。
 イさんと予備飛行士のコ・サンさんは先月26日にバイコヌール基地に移動し、飛行に向けた最後準備を進めてきた。無重力状態に慣れるためのトレーニングと国際宇宙ステーション(ISS)で行う科学実験任務の訓練を繰り返しているほか、各種の行事にも出席している。

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 当日の8日は、打ち上げ8時間30分前に起床、壮行式と最後の医学検査を終えてから宇宙服を着込み、家族との面会、飛行士報告式を行う。イさんは打ち上げ2時間30分前にソユーズに搭乗し、午後8時16分27秒に宇宙飛行に出発する。ソユーズは10日午後8時ごろにISSにドッキングする予定で、イさんは18日までISSで任務を遂行する。19日の地球帰還後はモスクワのガガーリン宇宙飛行士訓練センターの病院で健康診断を受け、帰国は28日ごろになる予定だ。

 イさんが宇宙での任務を終えて戻れば、韓国は世界で35番目に宇宙飛行士を出した国になる。女性飛行士を出す国としては世界7番目だ。イさんは世界で49人目、アジアでは日本に次いで2人目の女性飛行士となる。


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