打ち上げ控えたイ・ソヨンさん「わあっと叫びそう」

【バイコヌール（カザフスタン）8日聯合】「わあっと叫びそうです」――。韓国初の宇宙飛行士となるイ・ソヨンさんが、ソユーズ号打ち上げを翌日に控えた7日、カザフスタン・バイコヌール宇宙基地の宿舎で開かれた記者会見を通じ、宇宙飛行に向けた強い自信と期待感を示した。
　イさんは所感を尋ねる質問に「国際宇宙ステーション（ISS）に初めて到着したら『わあっ』と叫びそうです。『宇宙に向けた大韓民国すべての国民の夢を抱いてここに来ました』と言いたいです」と感激した心情を吐露した。また宇宙には家族と親戚、予備宇宙飛行士のコ・サンさんをはじめとした宇宙飛行士志望者の写真も持っていくと明らかにした。

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AP通信やAFP通信によると、イさんは12日の「宇宙飛行士の日」には、他の宇宙飛行士らとともに韓国食をともに食べ夕食とした後、歌も歌う考えだと話した。ただ何の歌を歌うかはそれまで秘密にしておくという。

　韓国のSBSテレビによると、イさんは女性として不便ではないかとの記者らの質問に「私は宇宙では女性ではなく、専門宇宙飛行士であるだけ」とこたえ懸念を打ち消した。また、バイコヌールの建物の壁に描かれた世界初の女性宇宙飛行士、ワレンチナ・テレシコワさんの写真を見ながら、同じ女性宇宙飛行士になるという事実が誇らしかったと述べた。

　イさんが乗った宇宙船ソユーズ号は韓国時間8日午後8時16分に打ち上げられる。イさんはISSに11日間滞在し、昨年10月から6か月にわたりISSで勤務した米国とロシアの宇宙飛行士とともに19日に地球に帰還する予定だ。