韓総理はこの日の午後、セジョン(世宗)市オジン洞の世宗コンベンションセンターで開かれた第10回国民安全の日記念式で「セウォル号惨事の後、過去10年間にわたり安全に対する私たちの社会の認識は大きく高まった」とこのように明らかにした。
さらに「これは韓国社会の安全意識を高め、安全事故予防のために先頭に立って努力してくださった国民の皆さんのおかげである」と述べた。
韓総理は、セウォル号惨事の犠牲者と遺族に対し「セウォル号惨事10周忌の本日は、実に胸の痛む日であり、悲劇的な事故で犠牲になった方たちの冥福を祈る。言葉では言い表せない悲しみと苦痛に耐えてきた遺族の方たちに深い慰労を伝える」と述べた。
また「国民の生命と安全のために最善を尽くす軍、警察、消防など、一線の現場の公職者と日常安全を守って下さるすべての方たちに深く感謝申し上げる」と明らかにした。
続いて、‘先進化された災難安全管理体系’を目標に政府が推進する政策を紹介した後「異常気象、技術変化にともなう新しい事故危険など、様々なタイプの災難に先制的に備え、変化する災難環境に対応するために安全対策をより一層迅速に整備していく」と強調した。
韓首相は「災難関連の公務員の処遇を改善し、国民の安全に全力を尽くすことができる環境を作り、災難被害者支援方案も厚く用意する。安全制度化のために必要な法案が早く立法化されるよう、国会とより緊密に対話・協議していく」と付け加えた。
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