最近、あるオンラインコミュニティには「美容院で80万ウォン請求、詐欺ですか?」というタイトルの文章が投稿された。
この文書の作成者A氏によると、自身の日本人の友人であるB氏が今月16日から韓国に来て、ソウル・江南区のある美容院でパーマとカットを頼んだのだが、美容院がB氏に請求した費用は、およそ80万ウォンにもなっていた。
A氏が投稿した領収証の写真を見ると、“パーフェクト4Dパーマ”の価格は44万9000ウォン(約5万300円)、“ナンバーワンシークレットヤングアンドリッチシャイン”は35万ウォン(約3万9200円)で、総決済額は79万9000ウォン(約8万9500円)だった。
A氏によると、B氏は価格帯に対する十分な説明を聞くことができなかった。
B氏は、韓国語をある程度理解できるレベルだったが、決済する時には美容師の言葉がとても早く、十分に理解することができずに追加質問をすることもできなかったという。
さらに美容院側は、50万ウォン(約5万6000円)相当のヘア商品もB氏にすすめたそうだが、B氏はこれを断って79万9000ウォンだけ支払ったとつけ加えた。
A氏は、「私が思うにこの金額は、かなり高いように思う」とし、「今この状況は詐欺に相当するのか、このような場合どう対処しなければならないのか気になっている」と、意見を求めた。
これについてネットユーザーたちは、「美容院のぼったくりがひどすぎる。標準化された料金が必要だ」、「いくら高いといっても、それは詐欺じゃないか」、「外国人に対してぼったくる商売人を通報して、課徴金を徴収しなければならない」、「あ~国の恥だ」などと非難した。
だが一部では、「チョンダム(清潭)、カンナム(江南)の美容院価格はその程度する。そのまま行かないのが上策だ」、「高いが元々その金額は合っている」などの反応も見せた。
一方、2013年から美容院の外側に正確な価格を表示するようにして、破れば最高150万ウォン(約15万円)の罰金を賦課するようにする“屋外価格表示制”が実施されているが、実際は名ばかりが実情だ。
外部に表示された価格と違い、施術後に2~3倍高い金額を請求される場合が多く、美容師や施術方法によって金額が変わるという美容院も一部ある。
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