支持率30%割れの尹大統領…国政刷新は成功なるか＝韓国

韓国の4/10の総選挙の敗北後、尹政権の不調が続いている。ユン・ソギョル（尹錫悦）大統領の支持率が30%台を下回り、就任後最低値を記録したという世論調査まで公開された。危機感を感じた尹大統領が大々的な人事改編を予告したのに続き、共に民主党のイ・ジェミョンに会談まで提案し、国政刷新に成功するか関心が集まっている。

　世論調査機関の韓国ギャラップが16～18日、全国の満18歳以上の有権者1000人にユン大統領が大統領として評価するか尋ねた結果、23%が肯定評価し、68%は否定評価したという結果が19日に出た。肯定評価は直前の調査（3月4週目）に比べて11%ポイント下がり、否定評価は10%ポイント上昇した。この機関の調査で尹大統領の職務に対する肯定評価は就任後の最低値となり、従来の最低値は2022年8月1週目の24%であった。

　肯定評価者にその理由を尋ねた結果、△医大定員拡大（13%）△外交（13%）△経済・民生（6%）△所信（5%）△決断力・推進力・根気（4%）の順だった。

　不正評価者は△経済・民生・物価(18%)△コミュニケーション不十分(17%)△独断的・一方的(10%)△医大定員拡大(5%) △経験・資質（4%）△外交△キム・ゴンヒ夫人問題（3%）△統合・ガバナンス不足（3%）などを理由に挙げた。

　18日に発表されたNBS（全国指標調査）の結果でも、尹大統領の職務遂行に対する肯定評価は27%、否定評価は64%と集計された。世論調査機関のエンブレインパブリック、Kスタットリサーチ、コリアリサーチ、韓国リサーチの4月3週目（4月15～17日）の調査によると、肯定評価は直前調査（4月1週目）よりおよそ11%ポイント下落し、否定評価は9%ポイント上がった。

　この調査では、国政運営の信頼度も急落した。尹大統領の国政運営を「信頼する」という回答は31%、「信頼しない」という回答は65%だった。直前の調査である3月の4週目に比べて「信頼する」という回答は9%ポイント下落し、「信頼しない」という回答は9%ポイント上昇した。