初の韓国人宇宙飛行士が実験のようすを公開

【モスクワ13日聯合】韓国初の宇宙飛行士、イ・ソヨンさんが宇宙空間で多様な化学実験のようすを公開した。イさんの国際宇宙ステーション（ISS）滞在3日目となる12日、SBSテレビはショウジョウバエなど地球から持参した資料などを使い化学実験を行う姿をイさんの姿を放映した。赤いTシャツに青いズボン姿のイさんは、マニュアルを見ながらISSから地球に向けた宇宙望遠鏡を設置したほか、ショウジョウバエが無重力空間でどのような反応を見せるかを確認する実験を行った。また植物の種子がどのように育つかの実験も行うなど、研究日程をこなしていった。
　SBSが中継したこの日の放送でイさんは、植物はISSで1センチメートルほど育ったようだと伝えた。教育実験過程と結果はすべて録画記録され、地球帰還後にCDとして製作し教育資料として学校に配布する予定だ。

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　一方、イさんは11日にSBSラジオとのインタビューで、宇宙空間ではせき髄に重力がかからないため、自身の身長が1日で3センチメートル伸びるなど、理解しがたい部分が多かったと感想を述べている。また、上空360キロメートルから見下ろす地球の姿は、言葉では表現できないほどきれいだったと紹介した。また12日には、李明博（イ・ミョンバク）大統領と交信し、「韓国もそうだが、地球全体が美しい。多くの星の中で地球が最も美しく、地球に住んでいることが誇らしい」と話した。