2019年4月25日、首脳会談を行った北朝鮮の金正恩国務委員長(朝鮮労働党総書記、左)とロシアのプーチン大統領(ロシア大統領府ホームページより)=(聯合ニュース)≪転載・転用禁止≫
2019年4月25日、首脳会談を行った北朝鮮の金正恩国務委員長(朝鮮労働党総書記、左)とロシアのプーチン大統領(ロシア大統領府ホームページより)=(聯合ニュース)≪転載・転用禁止≫
【ソウル聯合ニュース】北朝鮮の金正恩(キム・ジョンウン)国務委員長(朝鮮労働党総書記)とロシアのプーチン大統領による初の首脳会談から5年となることを受け、北朝鮮の任天一(イム・チョニル)外務次官(ロシア担当)は25日、「朝ロ関係を最重大視し、深く根ざした親善の伝統を発展させることは共和国(北朝鮮)の一貫した立場」とする談話を出した。

 談話は両国が2019年と23年の首脳会談の結果を踏まえ、「帝国主義者の軍事的威嚇と挑発を踏みつぶすための共同戦線で戦略・戦術的な協同を一層緊密にし強力に連帯」しているとして、「今年に入り、双方の協調の熱意はさらに加熱している」と表明。「ロシアが対ウクライナ特殊軍事作戦の目標を必ず達成することを信じる」とし、「国家の主権的権利や安全・利益を守るための正義の闘いに乗り出したロシア軍隊と人民と常に一つの塹壕(ざんごう)の中にいる」と強調した。

 金氏とプーチン氏は19年4月25日、ロシア極東ウラジオストクで初の首脳会談を行った。昨年9月にはロシア・アムール州の宇宙基地で2回目の会談を開き、関係を急速に強化している。


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