「犯罪都市」シリーズは拳一つで犯罪者に立ち向かう怪物刑事、マ・ソクトと犯罪組織の死闘を描いたクライムアクション。俳優マ・ドンソクがマ・ソクトを演じ、企画、製作も手掛けた。2017年に公開された1作目が688万人を動員。22年の2作目「犯罪都市 THE ROUNDUP」が1269万人、昨年の3作目「犯罪都市 NO WAY OUT」は1068万人を動員するヒットシリーズとなった。
「犯罪都市4」はマ・ソクトがオンライン違法賭博組織を退治する物語を描く。公開初日の観客動員数は82万1000人を超え、興行ランキング1位を記録した。前作(約74万人)を大きく上回り、シリーズ作品で最多となった。
公開から2日での観客数100万人突破は韓国で今年公開された映画では最速。韓国映画「破墓」(原題)に続き、今年2作目の観客数1000万人突破の可能性もある。
前売り率は25日午前時点で94.1%と圧倒的の1位。前売り券を購入した観客は72万4000人を超えた。
韓国のシネマコンプレックス(複合型映画館)、CGVの観客評価「CGVゴールデンエッグ指数」は92%で、前作の公開初日の96%より低いが、観客の反応はおおむね良好だ。
マ・ソクトの協力者として登場する元イス組のボス、チャン・イス役の俳優パク・ジファンのコミカルな演技に対する高評価が多い。
また、同シリーズ特有の痛快アクションとユーモアが好評を得ているが、過去のシリーズの焼き直しだという否定的な反応もある。
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