韓国映画「このろくでもない世界で」のキャスト、公開日、あらすじ
ソン・ジュンギが脚本に惚れ込み、出演を熱望!
裏社会で孤高に生きる男を演じ、圧倒的な存在感を放つ
本作はある寂れた町を舞台に、継父からの暴力と貧困に喘ぐ18歳の少年ヨンギュと、彼の絶望漂う瞳にかつての自分を重ねた裏社会の男チゴンの物語。傷だらけのふたつの魂が交錯した時、悲劇がさらなる悲劇を生み、彼らの運命は思わぬ方向へ走り出す―。社会格差の闇を描き続ける韓国映画界から新たな才能が発掘された。本作が初長編作品となる監督・脚本のキム・チャンフンだ。身体的痛みと心の叫びが渾然一体となった見事な脚本に惚れ込んだソン・ジュンギがチゴン役を熱望したことから、この企画が本格的に動き出したという。ソン・ジュンギは「これは韓国映画界に絶対に必要なプロジェクトだと信じていたので、参加する機会を頂けて感謝している」とその理由を語っている。チゴンの属する犯罪組織の門を叩くほかなかったヨンギュは、仕事という名の“盗み”を働き、徐々に憧れのチゴンに認められていくが…このろくでもない世界で、響き合った2人にほんの一瞬でも陽が注ぐことはあるのだろうか?
ヨンギュ役に扮したのは映画初主演のホン・サビン、長編デビュー作のキム・チャンフン監督というフレッシュなメンバーのなか、「ヴィンチェンツォ」『ロ・ギワン』等で主演を務め、4/28(日)に最終回を迎えた超話題のTVドラマ「涙の女王」に
“ヴィンチェンツォ役”としてカメオ出演するなど、飛ぶ鳥を落とす勢いのグローバルスターであるソン・ジュンギが果たした役割は大きかった。「トキメキ☆成均館スキャンダル」「太陽の末裔」で女性ファンを夢中にさせて以来、常にトップスターであり続けた彼が、大きく作り上げた体躯になまなましい傷を全身に刻んだ犯罪組織のリーダーという、これまで目にしたことのない姿で登場。表情や声のトーンまで徹底的に変身させて、チゴンというキャラクターを時に大胆に、時に繊細に演じ切った。その渾身の演技と若手チームとの協働がカンヌ国際映画祭&釜山国際映画祭の公式出品へ導き、そして本年の百想芸術大賞<映画部門>に自身をはじめ、ホン・サビン、キム・ヒョンソ、キム・チャンフン監督がノミネートされる快挙に繋がったと言えるだろう。
今回、本作の場面写真もあわせて解禁に!
ソン・ジュンギがソン・ジュンギであることを消し去り、そこには裏社会の男に変貌を遂げたチゴンの姿がただ写っている。暗い部屋で眼光鋭くこちらを見据える男。それなのになぜかその瞳に生気は感じられず、虚無感を纏っていることが伝わってくる。薄汚れた顔には傷の跡もあり、闇組織に身を置く人間の悲哀さえも見て取れ、この役に懸ける彼の並々ならぬ覚悟がうかがえるカットとなっている。
第76回 カンヌ国際映画祭 「ある視点」部門正式出品
第28回 釜山国際映画祭 「Korean Cinema Today – Special Premiere」
第44回 青龍映画賞 受賞 <人気スター賞:ソン・ジュンギ/新人男優賞:ホン・サビン>
第22回 ディレクターズ・カット・アワーズ 受賞 <新人男優賞:ホン・サビン>
第60回 百想芸術大賞 映画部門 4部門ノミネート (※5月7日発表)
<助演賞(男性):ソン・ジュンギ/新人演技賞(男性):ホン・サビン/新人演技賞(女性):キム・ヒョンソ/
新人監督賞:キム・チャンフン>
『このろくでもない世界で』
監督・脚本:キム・チャンフン(初長編監督作品)
出演:ホン・サビン、ソン・ジュンギ、キム・ヒョンソ(BIBI)
配給・宣伝:ハピネットファントム・スタジオ
公式HP:happinet-phantom.com/hopeless X:@hopeless_movie
2023年/韓国/カラー/シネマスコープ/5.1ch/原題:ファラン/英題:HOPELESS/123分/字幕翻訳:本田恵子/R15+
コピーライト:© 2023 PLUS M ENTERTAINMENT, SANAI PICTURES, HiSTORY ALL RIGHTS RESERVED.
7月26日(金)TOHOシネマズ シャンテほか全国公開
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