【ソウル15日聯合】国際宇宙ステーション(ISS)滞在5日目を迎えた宇宙飛行士のイ・ソヨンさんが15日、地球帰還に向けた訓練を開始した。韓国航空宇宙研究院が伝えた。
 イさんは、米国のペギー・ウィットソンさん、ロシアのユーリ・マレンチェンコさんとともに地球に帰還する。3人はこれまで合同で訓練を行ったことがないが、帰還は3人の協力が大変重要となる。また、帰還の際は約6時間にわたり帰還モジュールに乗り込んでいることになるため、内部適応も重要だ。万一の事態に備え、帰還モジュールの構造と装置を熟知する必要がある。ロシア側は具体的な訓練内容を公開していないが、発生し得る状況を想定し各自の任務を正確に遂行できるよう、繰り返し訓練していると伝えられた。

イ・ソヨン の最新ニュースまとめ

 イさんら3人を乗せたソユーズTMA-11は、韓国時間19日午前9時10分ごろ、ISSとの間のハッチが閉められ、午後12時30分ごろドッキングが解除される予定だ。解除から3時間30分後、宇宙船はカザフスタン・コスタナイ空港近くの砂漠地帯に着陸する。

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