中国の旅行サイト最大手「携程集団」、2024年第1四半期の売上高119億元=中国報道
中国の旅行サイト最大手「携程集団」、2024年第1四半期の売上高119億元=中国報道
中国の旅行サイト最大手の「携程集団(トリップドットコムグループ)」が21日、2024年第1四半期(1‐3月)の未監査決算を発表した。

 同社の2024年第1四半期の売上高は前年同期比29%増の119億元(約2600億円)。調整後純利益は同比26%増の43億元(約950億円)だった。

 業務別にみると、宿泊予約関連での売上高が同比29%増の45億元(約1000億円)、公共交通機関の乗車券関連が同比20%増の50億元(約1100億円)、旅行サービス関連が同比129%増の8億8300万元(約195億円)、出張管理関連が同比15%増の5億1100万元(約113億円)だった。

 同社は「春節(旧正月)の連休の影響で、第1四半期は企業顧客の利用が抑えられた」と説明した。

「携程集団」の取締役会主席の梁建章氏は「供給が安定したことやビザ政策の緩和によって、中国国内・国外旅行の需要が大幅に増加した」とし、「弊社は旅行商品の改良を続け、グローバルビジネスを急成長させた」と語った。

 2024年第1四半期、中国国内のホテル及び航空チケットの予約は前年同期比20%増、海外のホテル及び航空チケットの予約は同比100%以上の増加。その他、「携程集団」が運営するグローバル向け旅行予約サイト「Trip.com(トリップドットコム)」の売上高は同比80%の増加となったという。
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