2022年6月に行われたサッカー男子のU―23(23歳以下)アジア・カップ準々決勝の韓国対日本の試合でヘディングシュートする呉世勲(大韓サッカー協会提供)=(聯合ニュース)≪転載・転用禁止≫
2022年6月に行われたサッカー男子のU―23(23歳以下)アジア・カップ準々決勝の韓国対日本の試合でヘディングシュートする呉世勲(大韓サッカー協会提供)=(聯合ニュース)≪転載・転用禁止≫
【ソウル聯合ニュース】大韓サッカー協会は27日、2026年ワールドカップ(W杯)アジア2次予選の第5、6戦のシンガポール戦(6月6日)と中国戦(6月11日)に臨む韓国代表に初招集7人を含む23人を選出した。

 メンバー選出にあたり金度勲(キム・ドフン)臨時監督は主力選手の負傷の影響を考慮し、新たな才能の発掘に力を入れた。

 孫興ミン(ソン・フンミン、トットナム)、李剛仁(イ・ガンイン、パリ・サンジェルマン)、黄喜燦(ファン・ヒチャン、ウルバーハンプトン)、黄仁範(ファン・インボム、レッドスター・ベオグラード)、ホン・ヒョンソク(ヘント)ら海外組の多くが代表入りした一方で、年齢制限のないA代表に初めて招集されたメンバーは7人に上った。

 7人のうち呉世勲(オ・セフン、町田ゼルビア)、裵峻浩(ペ・ジュンホ、ストーク・シティ)、黄才媛(ファン・ジェウォン、大邱FC)、チェ・ジュン(FCソウル)の4人は年代別代表として活躍してきたが、ファン・インジェ(浦項)、パク・スンウク(金泉)、ハ・チャンレ(名古屋グランパス)の3人は年代別代表の経験もない。

 FWの呉世勲は今シーズンのJ1の16試合で6ゴールを決め得点ランキング8位につけ、MFの裵峻浩はイングランドの2部リーグで2ゴール5アシストする活躍をみせた。

 一方、これまで攻撃の要だったFW曺圭成(チョ・ギュソン、ミッティラン)と守りの柱だった金ミン哉(キム・ミンジェ、バイエルン・ミュンヘン)は負傷により、代表を外れた。

 負傷で3月に招集されなかった黄喜燦と厳元相(オム・ウォンサン、蔚山)が代表入りした。

 韓国代表は6月2日にシンガポールとのアウェー戦のため出国する。

 韓国は現在3勝1分け(勝ち点10)でC組首位。中国(勝ち点7)、タイ(勝ち点4)、シンガポール(勝ち点1)と続いている。

 金臨時監督は「時間が差し迫った状況で大きな変化をもたらすのは難しい事情があるが、既存の主軸選手の負傷や体調などを考慮し、代わりのメンバーを用意しなければならないという判断からスタッフらとの踏み込んだ会議を通じてメンバーを選んだ」と説明した。

 この日発表された23人は以下の通り。

【GK】趙賢祐(チョ・ヒョヌ、蔚山)、宋範根(ソン・ボムグン、湘南)、ファン・インジェ(浦項)

【DF】権敬源(クォン・ギョンウォン、水原FC)、パク・スンウク(金泉)、チョ・ユミン(シャルージャ)、ハ・チャンレ(名古屋グランパス)、金珍洙(キム・ジンス、全北)、イ・ミョンジェ(蔚山)、黄才媛(大邱FC)、チェ・ジュン(FCソウル)

【MF】パク・ヨンウ(アル・アイン)、チョン・ウヨン(アル・ハリージュ)、黄仁範(レッドスター・ベオグラード)、ホン・ヒョンソク(ヘント)、裵峻浩(ストーク・シティ)、李在城(イ・ジェソン、マインツ)、孫興ミン(トットナム)、黄喜燦(ウルバーハンプトン)、厳元相(蔚山)、李剛仁(パリ・サンジェルマン)

【FW】周敏圭(チュ・ミンギュ、蔚山)、呉世勲(町田ゼルビア)


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