27日、慶尚北道によると、イ・チョルウ(李轍雨)慶尚北道知事は最近、低出生克服の優秀な自治体として注目を集めている鳥取県の平井伸治知事と通話し、低出生解決のため共に協力していくことにした。
イ知事は「鳥取県の低出生克服事例は、韓国でも大きく注目されている」とし「慶尚北道も低出生との戦いを宣言し果敢な政策を打ち出しているが、鳥取県の事例をとても参考にしている」と語った。
鳥取県は2010年「子育て王国鳥取県」を宣言し、あらゆる政策を出産率を高めるために集中させてきた。
特に鳥取県の政策の核心は、現金性の支援よりも子どもを産むことができるように支援する「出産・育児サービス」に焦点を合わせている。
一方、慶尚北道はも今月13日「100大低出生戦争実行戦略」を発表し、出会いから結婚・住居・養育など全プロセスを含めた総合計画をスピード感をもって推進している。
イ知事は「慶尚北道と鳥取県は、環境的条件だけでなく低出生への認識や政策的アプローチも非常に似ている」とし「直ちに公務員たちを派遣するので両地域が共に力を合わせ、育児政策において両地域間の姉妹結縁も積極的に推進していこう」と提案した。
これに平井知事は「慶尚北道が低出生との戦いを宣言したことに関し積極的に共感し、これから相互協力により低出生克服はもちろん、多様な分野における協力へと拡大していくことを期待する」と語った。
イ知事は昨年、市・道知事協議会(韓国)の会長として日本を訪問し、全国知事会(日本)の会長であった平井知事に会い、中断していた日韓知事会の再開に電撃的に合意するなど交流を続けてきた。
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