空軍軍楽儀仗大隊で服務中の俳優イ・ドヒョン。
空軍軍楽儀仗大隊で服務中の俳優イ・ドヒョン。
料理研究家ペク・ジョンウォン率いるシェフたちが依頼のあった場所に出向いて料理をふるまう出張料理バラエティー「バックパッカー ~ペク・ジョンウォンの出張料理団~」(tvN)の新シリーズが5月26日(日)にスタートした。

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くしくも初回放送日が、シーズン1も2022年5月26日と同じ日だったので、ちょうど2年ぶりだ。ただ、シーズン1は放送曜日が毎週木曜だったのに対し、今シーズンは毎週日曜放送。それもあり、出演者が様変わりした。シーズン1からの続投はペク・ジョンウォンとアン・ボヒョンのみ。

特に、シーズン1でDinDinにより生み出された「ペク・ジョンウォンを注文された方~!」が今シーズンでは番組キャッチフレーズになっているが、本人不在のまま、キャッチフレーズだけが引き継がれるという妙な違和感がある。DinDinの場合、「1泊2日シーズン4」(KBS第2)の放送と若干重なるため、それを配慮してのこととみられているのだが。また、俳優オ・デファンの場合、ドラマ3作品を同時に撮影しており、スケジュール上の問題で出演できなかったとか。

そんな2人に代わり、新メンバーとしてシーズン2にやってきたのが、イ・スグン、ホ・ギョンファン、コ・ギョンピョ。イ・スグンは「カン食堂」「一人でイ食堂」(共にtvN)などを通じて、ペク・ジョンウォンのレシピを伝授された弟子でもあり、ペク・ジョンウォンとは格別な仲。ホ・ギョンファンはシーズン1の第19話にゲスト出演したことがあり、今回は晴れて(⁉)レギュラーに。そして、コ・ギョンピョは普段からアン・ボヒョンと親しい間柄で、この中では末っ子というポジションとなる。

シーズン1は全20作で、視聴率は3~5%台で推移していたが、今シーズンは初回視聴率4.9%、第2話は4.6%(ニールセンコリア調べ、全国基準)と上々の滑り出し。しかも、シーズン1では出張先が軍隊の回が大反響を呼んだが、今シーズンははやくも第2話で空軍軍楽儀仗大隊へ。現在服務中の俳優イ・ドヒョンが登場した。

ちょうどこの日、空軍軍楽儀仗大隊が午後からのイベントのため、リハーサルを行っていたところに出張料理団が到着。パフォーマンスを見ていたとき、真っ先にコ・ギョンピョが「あそこにイ・ドヒョンさんがいますね」と気付き、そこからイ・ドヒョンがフォーカスされていった。マイクを握り、歌とダンスを披露しながら、時には観客をあおるようなジェスチャーも見せるなど、カッコよさ全開だったイ・ドヒョン。

練習の合間の休み時間、出張料理団のもとにあいさつにやってくる礼儀正しさを見せ、アン・ボヒョンとはハグをしてうれしそうに再会。料理の配膳のときには、アン・ボヒョンがイ・ドヒョンに「休暇のときとか、除隊したら一度会おう、はやめに。(キム)ゴウンと一緒に、あとみんなと一緒に会おう」と声をかけていた。

また、「ステーキが食べたい」とリクエストしていたイ・ドヒョンのため、ミートソースパスタの上にチーズハンバーグステーキが乗った料理も出されたが、それを食べたイ・ドヒョンが「これは僕たちが食べていたハンバーグステーキ? こんなにしっとりふっくらしていなかったけど」と驚き、いつも軍隊で料理を作ってくださる方には申し訳ないが、こんなにおいしかったら仕方がないとおいしそうに食べていた。何よりも、他の軍隊の仲間たちと和気あいあいとした雰囲気を漂わせ、元気に充実した軍生活を送っていることを垣間見せていた。

一方、出張料理団の5人も制限時間内にそれぞれの役割を的確にこなし、2話目にしてはやくも抜群のチームワークを見せていた。何かをやってと指示される前に自ら動く人ばかりで、ペク・ジョンウォンも目を丸くするほど。番組の演出を手掛けるシン・チャンヤンPDが「仕事のできるメンバーを集めた」と語っていた通りの活躍ぶりだ。

アン・ボヒョンの安定感は言うまでもないが、何でも起用にこなし、一般人とのコミュニケーション能力も高いイ・スグン、缶切りのトラウマを克服し、缶切りの場面には欠かせないホ・ギョンファン、シーズン1のオ・デファンのように味見と言いながらガッツリ食べる力持ちのコ・ギョンピョといった“キャラ立ち”も見えてきた。

まだ始まったばかりの「バックパッカー2」だが、第2話ではやくも軍部隊の回が出てきたということは、これからもまた出てくるのだろうか。ペク・ジョンウォン、tvNとゆかりがあり、現在軍服務中の芸能人といえば、あのワールドスターたちが浮かぶが、そんな超特大サプライズはあったりするのか。期待したいところだ。
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