韓国映画「ワンダーランド」(原題)のワンシーン(配給会社提供)=(聯合ニュース)≪転載・転用禁止≫
韓国映画「ワンダーランド」(原題)のワンシーン(配給会社提供)=(聯合ニュース)≪転載・転用禁止≫
【ソウル聯合ニュース】韓国映画振興委員会の集計によると、国を守るため犠牲になった人々を追悼する祝日「顕忠日」の6日、キム・テヨン監督の韓国映画「ワンダーランド」(原題)が約13万6000人を動員し、5日の封切りから2日連続で興行ランキング1位を記録した。

 「ワンダーランド」は、愛する人に会えなくなった人々が人工知能(AI)で復元された相手と対話する物語だ。湯唯(タン・ウェイ)、スジ、パク・ボゴム、チョン・ユミ、チェ・ウシク、コン・ユなど豪華な俳優陣が勢ぞろいした。

 独特なテーマや映像美が好評だが、ストーリーに対しては意見が分かれている。シネマコンプレックス(複合型映画館)、CGVの観客評価「CGVゴールデンエッグ指数」は81%とそれほど高い水準ではなく、今週末の観客の反応が興行の成否を測る鍵となりそうだ。 

 2位は米人気シリーズ最新作「マッドマックス:フュリオサ」(約8万8000人)、3位はシン・ヘソン、ピョン・ヨハン主演のスリラー「彼女が死んだ」(原題、約3万8000人)だった。

 先月15日に公開された「彼女が死んだ」は新作の攻勢にもかかわらず上位圏にとどまっており、今月5日には累計観客数が100万人を突破した。


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