リベリオンとサピオンコリアの合併は、AI半導体市場における競争力を強化するための決定とみられる。事前調査や株主からの同意などの手続きを経て、7~9月中に合併に向けた本契約を締結し、操業を開始する。
合併を終えた後SKTは、同法人による海外進出と韓国のAI半導体の技術向上を積極的に支援する計画だ。一方リベリオンに300億ウォン(約34億2737万円)を投資している通信大手のKTも、今回の合併に加わることとなっている。
半導体大手のSKハイニックスの広帯域メモリー(HBM)事業、および同社が90億ドル(USD、約1兆4153億円)で買収した米同業インテルのNANDフラッシュ事業部門を担当するソリダイムと、リベリオンとの相乗効果に期待が寄せられている。
SKTのユ・ヨンサン(柳英相)代表は「ニューラルネットワーク・プロセッシング・ユニット(NPU)に注力していたリベリオンがサピオンコリアと合併すれば、SKTとSKハイニックスの支援を受けられるようになり、世界で成功できる可能性が高まった」と述べている。
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