「多くの応援に感謝」イ・ソヨンさんが会見

【仁川28日聯合】韓国人初の宇宙飛行士として宇宙での任務を終え帰国したイ・ソヨンさんが28日に会見し、宇宙での滞在経験などを振り返った。一連の訓練と任務を通じて学んだことは、「多くの人の関心と支持がなければ宇宙大国にはなれない」ということだったという。宇宙開発をめぐっては米国とロシアでも賛否両論があるが、これらの宇宙大国では宇宙事業を誇りに思う国民が多いと指摘した。
　自身に対し「宇宙観光客」と批判的な声が出ていることについては、「米国とロシア、中国だけが自力で宇宙に行けるが、そういう基準ならば日本や欧州の宇宙飛行士もみんな観光客ではないのか」と反論し、自身は韓国政府が投資して宇宙に行き、任務を完遂したため「宇宙飛行士だ」と強調した。10日間の宇宙滞在については、任務遂行のため多くの人たちが応援してくれたことに感謝していると述べ、今後は研究者として韓国の宇宙開発発展に最善を尽くすことで声援に応えたいとの考えを示した。

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　一方、会見に同席した予備宇宙飛行士のコ・サンさんは、「イさんが科学発展と子どもたちに夢を与える上でよい役割を果たしたと思う。自分もロシアで学んだ経験を生かして韓国の宇宙開発発展に寄与できるよう努力したい」と述べた。